海音で行われた佐藤弘和さんの曲を弾く会に参加しました。
本会は佐藤弘和さんと親交が深かった渡邉さんが主催されたもので、渡邉さんのご尽力にはいつも感謝してます。
私はトップバッターで、12月らしい寒い日に皆さんがクリスマス曲を用意する中「夏の庭で」を弾きました。これは曲集「季節をめぐる12の歌」に入っているちょっと歯ごたえのある曲で、人前で初めて演奏しました。そんなことで緊張と研鑽不足のためやや不本意な内容でしたが、反省のための記録として貼っておきます。
続いてベイビーズ・ソングズから海音のマスターである千葉さんのお孫さんのために作られたSoraです。このお店で佐藤さんの会をやるなら弾かねばならぬ曲、と思って弾き始めようとしたところ、千葉さんから当日お借りしたギターの解説をいただきました。弾かせていただいたギターは佐藤さんにSoraを作曲してもらったときに、Soraさんのために野辺成一さんに女性向けに少し小ぶりにオーダーしたギターだそうで、ラベルにも「Soraへ」と書いてあります。当日はギターが多すぎることから私は借りることにして、会場で何気なく選んだのですが、偶然にしてもあまりにも運命的なことに驚きました。
ということで、緊張感がマシマシでの演奏でしたが、ギターに助けられたようで割といい演奏ができたように思います。
以降は以下のようなバラエティ豊かなプログラムで、演奏後でしたのでビール飲みならリラックスして楽しむことができました。
佐々木さん:Yumi、トッカータ、クリスマスの歌
実力者によるさすがの演奏でした。トッカータのようなかっこいい系の曲がもっと弾かれるようになるといいなと思います。
デュオ渡邉家:素朴な歌、淚
夫婦デュオによる名曲の安定した演奏。佐藤さんに聴いてもらったときのエピソードにもグッときました。
zakkaya:素直な気持ち、カリヨン、クリスマスのキャンドル
こちらは常設デュオの安定感。いつも思いますが朗らかな芸風に癒されます。クリスマスらしい選曲が良かった。
みなくるとがっち:ハーブの庭、ノエル
こちらも常設デュオで、ハーブの庭は初めて聴きましたが聴きやすい良い曲ですね。こちらもしみじみとしたクリスマス曲を準備してて偉いなあと思います。
Duo Poco :きよしこの夜、幸せな日々
夫婦デュオらしく、きよしこの夜は独奏版で弾いたことありますが、2重奏だと独特の和声がより美しく響くようでした。合わせが難しいシンコペーションがてんこ盛りのリズミックな曲も安心して聴けました。
さっちゃんandよしつね:そよ風の中自転車に乗って、ソリチュード、小シシリエンヌ
こちらも経験豊富と思われるデュオで、どれも名曲で美しく弾かれました。特にソリチュードは2重奏における「素朴な歌」になりうると思う。
ふみあきみなくるとがっち:組曲 「ある一日」 よりおはよう!、昼に
朝のシャキッと起きて仕事に向かうところから、昼はまったりとした昼休みが終わって始業のチャイムが鳴るイメージなんですかね。佐藤さんらしいウィットを感じました。全曲聴いてみたいです。
2×2:田園組曲
現代ギターに載っていたように記憶していますが、ちゃんと実演が聴けてよかったです。いろいろな田園風景を思わせる曲想の中で、ここにもカリオンが出現するんですが、さらに凝ったカノンになっていて楽しかったです。
ブルーベル:風にのって遠くの森へいこう、ことは、響絆
「風にのって~」も3重奏の名曲だと思います。難しい曲だと思いますが、さすが実力者ぞろいで鮮やかな演奏で楽しませていただきました。
ベイビーズ・ソングズの重奏版も息のあった暖かい演奏でした。
306:光の街
佐藤弘和ファン界隈の定番曲ですが、4重奏版は初めて聴きました。なんと全員暗譜で、それぞれが良く弾き込んでいるように感じられ、3回目の合わせとは思えない好演でした。若い人たちに引き継がれていくことが、喜ばしく思います。
終演後は楽しい打ち上げで、偲ぶ会らしく佐藤さんの思い出やら曲への思い入れやらいろいろ話して楽しかっただけでなく、これからも佐藤さんの曲が弾かれ続けるような活動をしなければという思いを新たにしました。