アンダンテ土曜ゼミ
ギターショップ・アンダンテの土曜ゼミにゲストでいらした岡本拓也さんの演奏を聴きました。
これまたすごいものを聴いてしまった。
小さいサロンの最前列でしたので、しなやかなで瞬発力が凄い弾弦や雑音のない左の指運び、小指で自在に行われるセーハなど、テクニックの凄さを目の当たりにしながら、音楽はまったくそれを感じさせない自然な表現で、曲間のトークで言われていた作曲された音楽を再現する素晴らしさが、正に実現されていることを感じました。
そして音圧が凄い。ホールでは2021年、2022年、2023年に聴いた経験もあるのですが、この距離とドイツの新しい楽器(名前失念、日本には入ってないとのこと)、それに岡本さんの発音の丁寧さが相まって、素晴らしい音響空間を体験しました。
以下、プログラムに沿って。
リュリのスカラムーシュのシャコンヌとクープランの牧歌、 神秘の壁はバロックらしい装飾に彩られた歌が美しい。
コスト編のシューベルトの涙の賛美とバリオス編のシューマンのトロイメライはギターにおけるロマン派音楽の極限ともいうべき甘美さ。バリオス編は弾いてみたくなりました。すぐ挫折しそうですけど。
バリオスの大聖堂も最高に美しい祈りで始まり、アタッカで始まりよどみなく盛り上がるアレグロを聴きました。これまでに聴いたこの曲の演奏で一番良かったのではないかと思いました。最後のトレモロも抑揚が素晴らしく感動的でした。
カラハンのリバーベッドはポップな雰囲気ながら心地よいテンションが入る和声がかっこいい。
プログラム最後は、ディアンス編のジョビンのフェリシダーヂが鮮やかかつ表情豊かに弾かれました。
アンコールでは、ジスモンチの7つの輪とフレボという超難度の曲を大サービス。目くるめくような指の動きで鮮やかに演奏され、大盛り上がりで終演しました。
時間は前後しますが私も土曜ゼミで9年ぶりに演奏しましたので、その記録もおまけでつけておきます。
今回も、前回に続き諸般の事情で練習中のタレガの「アデリータ」から。
これまでで一番上手くいったように思いますが、まだデュナーミクが不十分だったり、たっぷりと歌い切れていない部分がありますので、もう少し修正が必要です。
そして来月も弾けたらいいなの佐藤弘和さんの「夏の庭で」。
こちらはいろいろありました。特に最後に記憶が飛んだのが痛いです。ここは前にも白くなったところなので、覚え方を改める必要がありそうです。
そんな失敗も岡本さんの演奏と楽しい宴会反省会のおかげで吹っ飛びました。久しぶりにアンダンテの川平さんと飲めたのも嬉しかったです。
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