2016.06.07

クラシックギター演奏を薦める5つの理由

最近、活動が鈍っているので、はやりのフォーマットに合わせてまとめてみました。
ポピュラーな楽器であるピアノ対抗色が強いですが、微力ながらギター普及に少しでも貢献したく。

1.レパートリーが広い
ギターは楽器の制約が大きく独奏中心であるため、他の楽器と比較してレパートリーが少ないですが、演奏家による作品が古典から現代まで継続的に存在することに加え、近代や現代では一般の作曲家による曲が充実してくるため、広さは十分あるとも言えます。
また、ルネッサンス・バロック期のリュートなどの曲が準オリジナルとして使えますし、編曲物なら、ジャズポップもレパートリーにしやすいので、ピアノほどの厚みはないけど、同じぐらい幅はあると言えるのではないでしょうか。

2.一人でも楽しめる
伴奏を伴わずにある程度和声的にも充実した楽曲を一人で弾くことができます。同様の楽しみ方ができるのはピアノ等の鍵盤楽器とハープぐらいでしょうか。

3.いろいろな楽器と合わせられる
まず、ギター同士のデュオはお互いが旋律と伴奏をやりやすいため、充実しているだけでなく、弾いていて楽しい曲が多くあります。
また、他の楽器と合わせる楽しみもあります。デュオだけでなく、弦楽カルテットとの曲、協奏曲まであります。
音量が小さいのがハンデでしたが、最近は良いマイクやPAがあるので、状況に応じて利用すれば問題ないですし、ポピュラーの世界に活動を広げることもできます。

4.楽器を持ち運べる
自分の楽器を持ち運んで演奏できるのは、ピアノと比べた数少ないアドバンテージです。この特性により、場所を選ばず演奏することができます。

5.楽器そのものを楽しめる
4に関連して、これもピアノでは一般的でない点ですが、楽器を好みによって選び、愛着を持って所有できます。経済力があれば、コレクションすることもできます。

なお、最後の楽しみ方は副作用をともなうことがありますので、くれぐれもご注意ください。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013.05.19

東京ハンドクラフトギターフェス2013

移動の途中で寄りやすかったので、東京ハンドクラフトギターフェス2013に行ってみました。

主な目的は、前から欲しかった知り合いのリュート製作家が作ったアームレストの入手です。
夏場はアームカバーを使っていますが、ラリアート用のサポーターみたいなので、これを試してみたかったわけです。白い楓のものと黒檀のがありましたが、モダンギターには黒檀が合うように思いましたので、こちらを購入し、早速取り付けてみました。ボディーのラインにぴったりで、腕のすべりも良いです。夏場はこれで行こうと思います。

鉄弦ギターが多かったですが、せっかく入場料も払ったので、会場にあったナイロン弦の楽器に触らせてもらいました。

いつの間にかフェイスブックの友達になっていたマレーシアの製作家のブース。
マレーシアの木で作ったラティスブレイシングの楽器だそうです。ちょっとネックが厚くてボディも重かったけど良く鳴っていました。

仕上げのきれいなカッタウェイの楽器。
エレガットを想定しているようでしたが、もう少し弦高を上げて鳴らしてみたい楽器でした。

中国の製作家によるダブルトップの表面板の楽器とスモールマンタイプの楽器。
それぞれコストパフォーマンスは良いように思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.02

Googleで見るメトロポリタン美術館のギター

Met_guitarsGoogleが世界の有名美術館をストリートビューライクにブラウズできる「Art Project」を公開しました。

私は美術に疎いのですが、リストにあるメトロポリタンで思い出したのが、昔、妻と旅行で行った時に見た楽器室。もしかして見れるかもと思い、探してみたらありました。
ここにはセゴビアのハウザーアメリカデビューの時に弾いたラミレス、いくつかの19世紀ギターもあり、菅原さんが弾いていたのと同じアルポリールも見えます。
メトロポリタンで見た時は、偶然に通りがかったのですが、当時はさほど楽器そのものには興味がなく、「あ、ギターみつけ!」程度でしかありませんでした。今は、いつかもうー度、じっくりと見に行きたいなあと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.08.02

コチンニヴァースとアルトフィールドパーティー

年に一度の人間ドックは西新宿なので、友人の一押しインド料理店コチンニヴァースに行き、夏のシーズンメニューをいただきました。

まず、おつまみにマッシュルーム65というスパイシーなキノコの揚げ物。いわゆるマッシュルームでは無かったよう思いますが、サクサクとした歯ごたえとハードな辛さがビールに合っていました。
食事はナスとパニールのカレーにガーリックライスを付けてベジタブルでまとめてみました。コショウが利いたカレーとニンニクが利いてパラっとしたインディカ米が、暑い時でも食欲をわかせてくれます。

夜の予定まで少し時間があったので、メディアカームに伺って、ちょっとした買い物ついでにギターを弾かせていただきました。すごいなと思ったギターはジャン・ピエール・マゼです。この製作者はブーシェのお弟子さんなのですが、本業は公務員さんのため、ほとんど出ることがないギターとのこと。確かに、鳴らすのが難しいが繊細で綺麗な音がする所は、以前触らせていただいたブーシェに似ているように感じました。適当に弾いても鳴っちゃうようなギターばかり弾いている私には手に負えないなあと思いましたが、他のお客さんが弾くとバランスよく美しく響くのが判ります。技量もあるのでしょうが、弾きこんで慣れてくると、単音よりは響き全体を楽しめるようになる奥の深い楽器なのではないかと思いました。

さて、夜は高田元太郎さんの事務所であるアルトフィールド1周年とその他もろもろを記念した宴会に混ぜていただき、楽しい時間を過ごしました。
こういうメンバーが集まると自然と演奏が始まり、宴会モードながら将来有望な若手の皆さんの演奏を聴くことができました。写真は福井浩気くんのギター(弾いているのは別の人)。製作家の名前聞いたけど忘れちゃいましたが、マーチン・ディラが使ってるのと同じものとかで、レイズドフィンガーボードで音の立ち上がりが鋭い注目すべきギターでした。
そして、なんと今もときめく朴葵姫さんが途中から参加!うちの娘は握手してもらってました。\(^o^)/
最後まで残ることができず残念でしたが、門下生達も随分実力者が増えてきて、高田さんも門下生とともにこれからのギター界を支えていく人になることが実感されました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.09.25

ブレイシング

Ts370341だいぶ前ですが、とあるメーリングリストで話題になったので、自分のギター(トーマス・ハンフリー)の表面板のブレイシングを撮影してみました。弦を換える時にサウンドホールから携帯電話のカメラを突っ込んでの手撮りしたものです。ピントが合ってませんが、ブレイシングは判るのでアップしちゃいました。

サウンドホールの淵から力木が交差して配置されているのが見えていた(写真右側の白い部分)ので、てっきりマーチンなどのXブレイシングを応用したものだと思っていたのですが、写真を見るとなんと格子状になっています。

Ts3703422枚目で奥の方までずっとそうなっているのがわかります。これがワッフルバーってやつなんですね。
ハンフリーは昨年亡くなる直前のモデルは力木が弦と平行の格子になっていると聞きましたが、2000年作のこちらは弦に対して45度で、ちょうど現代ギター10月号に出ているスモールマンと同じです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.08.16

ジョージ・ローデン手工ギター

20090815_122734子供用のクラシックギターを買いにメディア・カームさんに伺ったところ、ちょっと珍しいギターを見せていただくことができました。アコースティックギターでは有名なローデンギターのジョージ・ローデン自身の手工ギターです。

20090815_1228331996年作ながら、ワンオーナーで丁寧に扱われていたのがわかる奇麗な指板です。ボディーは軽く、大音量ではないですが、アコギを思わせる立ち上がりのよい透明な音なので、遠くまで届くのではないでしょうか。ローデンのナイロン弦モデルを持っていますが、これのクールな音質を磨き上げて、サスティーンと透明感を高めたような印象を持ちました。最近はどうしているのでしょうか。>ローデン

最近はギターが欲しくなることはなかったんですが、これは久しぶりに欲しいと思わせる一品でした。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009.05.17

がんこラーメンとミスターインクレディブルギター

Ts370321営業の頃によく行った、末広町の元祖一条流がんこの八代目に久しぶりに行きました。
最近多いとんこつ・しょうゆ・魚介を合わせた複雑な味のラーメンも良いのですが、しっかりダシの利いたここのしょうゆラーメンも大好きです。いわゆる「昔ながらの」に近い雰囲気なのですが、がんこラーメンは深い味わいのダシが普通のしょうゆラーメンと一線を画していると思います。
箸でほぐれてスープと麺に絡めて食べると最高なチャーシュー、そのチャーシューやネギと絡めるのに最適な細い縮れ麺、絶妙な歯ごたえのメンマと、完璧な一杯なのではないでしょうか。ただし、やや塩辛いので江戸っ子向けです。

Ts370322その後、子供のためのギターの相談をしようと、ほど近いメディアカームへ行き、ジェラール・オーディラックという製作家の面白いギターを弾かせていただきました。キレンジャーという声もありますが、ミスターインクレディブルのマスクを思い出したのは子持ちのせいでしょうか。左右つながっているヘッドの糸蔵とともに、見た目の奇抜さは他に類を見ません。
しかし、これまで聞いたことがない迫力の低音と立ち上がり鋭い高音は素晴らしく、コンサートで使用するプロの需要が多いという話も頷けました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)