« 伊藤雅一ギターリサイタル | トップページ

2018.11.01

ヤマンドゥ・コスタふたたび

今回の来日は諦めかけていたのですが、とある方のおかげで(ありがとうございます!)武蔵野スイングホールで行われたヤマンドゥ・コスタ ギター・コンサートに行くことができました。もう「人類最強のギタリスト」の一言でおしまいにしたくなるのですが、がんばって記録してみようと思います。

まず第一音を発した瞬間、高音部だったと思いますが、なんと美しく通る音なんだろうと感じました。爪を綺麗に磨くタイプの人でもなく、アンプを通しているにも関わらずこんな印象を受けるのは、ヤマンドゥさんのタッチが鋭く適切な状態で弦を捉えているからなんだろうなと思います。

今回も大好きなモンターニャのをポロが弾かれました。YouTubeで過去からの演奏を見ても感じられるようにどんどんバリエーションが増えてきていて、しかもスリリングさもどんどん増していく。まるでヤマンドゥさんのオリジナルのようになってきています。
「笑う」という曲は本人曰く世界初演とのことで、途中で「ワッハッハ」というおおらかな笑いを実際に発しながら演奏する、楽しいながら音楽的にも面白い曲で、これも何か得した気分。
ポピュラーな曲だとエル・チョクロが弾かれました。しかし、これも「ヤマンドゥスタイル」で細かいパッセージを加えながら、これでもかとういう迫力で爽快に弾ききります。そう、ヤマンドゥさんの演奏は全体に大きなリズムが感じられるため、超絶技巧部分があっても一貫して爽やかな風が通り抜けるような音楽なんですね。
今回は歌のクオリティも上がったように感じました。すごく声が抜けてきたというか、バラード歌われちゃうとその優しい性格に直接触れるような感覚になってちょっと潤んでしまうほど。
本プログラムの最後に弾かれたのは前回も最後に弾いたEl Negro del Blanco。これは無人島に持っていく10のギター曲に選んだくらい大好きな曲で、コンサートを締めくくるのにふさわしい曲です。

ヤマンドゥさんも言っていたようにこのホールは音響が良く、しかも200人弱のキャパはスーパーギターリストを聴くにはもったいないコンパクトさで、彼の演奏を間近で堪能できました。
終演後はやっぱりちょっとでもヤマンドゥさんと話したくて、CD買って列に並んでしまいました。昨年、娘と一緒に行ったことを覚えていてくれた(無理やり思い出させた?)ようで嬉しかったです。

|

« 伊藤雅一ギターリサイタル | トップページ

コンサート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13862/67331563

この記事へのトラックバック一覧です: ヤマンドゥ・コスタふたたび:

« 伊藤雅一ギターリサイタル | トップページ