ハビエル・コントレラス東京公演
いやー、すごい人を見てしまった。南米はギタリストの宝庫ですね。
前半は、日本のギタリストがハピエルさんの曲と自分のレパートリーを披露するセクション。ハピエルさんの曲も良かったのですが、若手ギタリストのガラコンサートのようで、ちょうど聴いてみたかった実力派の皆さんの演奏に接することができたのが収穫でした。その中で熊谷さんだけは何度か演奏に接していて、曲に対する丁寧なアプローチと豊富な経験からか、音楽に深みが出てきていると感じました。
後半はハピエルさんの独奏を堪能しました。とんでもないスピードでパッセージを弾いているのにまったく破綻がなく、細かいパッセージの中から大きな歌が聞こえてきます。曲はすべてオリジナルで、ジャズっぽい和声も交えたブラジル的な洗練された音楽はアサドやジスモンチに通じるように感じました。
終演後、CD買ってサインしていただきました。すごくお若くて話し方も優しい感じで好感が持てました。これからの活躍が大いに期待できると思います。
誘っていただいたアルトフィールドの高田さんに感謝です。
<追記>当日の熊谷さんの演奏が公開されていました。
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