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2018.06.10

山下和仁ギターリサイタル『ゴヤの絵による24のカプリチョス』全曲演奏会

さて、待望の山下和仁を観戦しました。
山下はやや下手に座り、正面にはゴヤの絵をスクリーンに写しながらの演奏は、総合芸術的で良い趣向です。

最近、Zoran Dukicなどの、この曲の端正な演奏を聴き過ぎていたせいか、思いのほか鳴りきらない音があったように感じられましたが、これでもかというほどギターを鳴らし切り、スピード感豊かな怒濤の演奏は健在で、端正な演奏とは対極にあってこそ山下です。
ライブならではの魂を込めて前半、後半それぞれ一気に弾ききる緊張感の高いスタイルは、かつての「展覧会の絵」全曲演奏を思い出させます。そう、この曲集は正にテデスコ版「展覧会の絵」なんだと気づきました。

最近、東京での演奏会も増えてきましたので、これからも、山下さんの演奏は聴き逃さないようにしなくてはと思います。

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