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2015.12.30

ハープギターまとめ2

以前書いたハープギターの記事は、どういうわけかよく検索されたようでした。最近、新しい動画をいくつか目にしましたので、第2弾を書いてみます。

クラシックでは、11弦アルトギターを弾かれる方が何人かいらっしゃいます。
以前渋谷環さん金谷幸三さんを書きましたが、それ以外では、Paulo Martelliという方のバッハがすばらしいです。
一部ですが、フランス組曲は珍しい。チェロ2もオリジナルのように響いています。

カルミナブラーナを低音を徹底的に充実させた15弦ハープギターで弾いている人がいました。ワイルドな感じは悪くない。

グリーグのペールギュントから山の魔王の殿堂にてのアレンジ。ハープギターらしいエンディングに笑ってしまいますが、なかなか面白い。

ミュリエル・アンダーソンのハープギターもバージョンアップして高音側ハープ弦が充実してます。

Pat MethenyのPikasso guitarで有名なLinda Manzerですが、さらにネックを増やしたモデルを作ったようです。

弦を張るのも大変なので、私自身は今のところ欲しいとは思いませんが、ギターとベースのダブルネックなら、マイケル・ヘッジスの曲が弾ける上に汎用性があるかなあ、なんて妄想したりします。

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2015.12.26

追悼 江部 賢一さん

江部 賢一さんの訃報に接しました。

江部さんの編曲に初めて接したのは、大学生のころ「華麗なるギターソロアルバム」で、これは今でも輝きを失わない名アレンジ集であり、初めて演奏会での演奏に耐えうる編曲として出版された曲集であったと思います。そのころ当時としては珍しかった打ち込みに伴奏させたコンサートにも行きました。
江部さんの編曲なら間違いないので購入した曲集は多く、ロックナンバーを編曲したレアな楽譜も手元にあり、時々演奏していました。


クラシックの曲をポップにアレンジした編曲も面白いものがたくさんありました。そのうちの1つです。

ビートルズアレンジも良かった。どのアレンジも原曲の雰囲気をうまく再現していました。

ジブリ物は得意とされていましたね。これは比較的新しい編曲。

これから少し意識して、江部さんの編曲を弾き続けていこうと思います。

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2015.12.13

佐藤弘和アンサンブルシリーズ in こもれび vol.15

待望の佐藤さんのコンサートということで、これは聴かなくてはと思い小平の永田珈琲店に伺いました。
今回は、「2つのギターの夕べのひととき」ということで、前田司さんをゲストに迎えたデュオコンサートでした。

カルリのセレナーデは、学生のころクラブの上手い先輩が弾いていた懐かしい曲。コンサートのオープニングにふさわしい華やかさです。
つづいて、それぞれのソロで、まず前田さんによる佐藤さんの曲で「サンクス・ギビング」「せせらぎ」「青空の向こうに」でした。どれも美しい曲でしたが、特に「青空の向こうに」は現代ギターでやっていたムービー・コンテストで弾いた思い出がある特に好きな曲で、懐かしく聴かせていただきました。
次は佐藤さんのソロで、「愛の挨拶」、バリオスと佐藤さんの「クリスマスの歌」2連発。現代ギターの12月号に載っていた愛の挨拶はオリジナルのように聞こえることを目指した編曲とのことで、なるほどギターが無理なく響いていました。クリスマスの歌はなぜあんなにクリスマスなんだろうというぐらいクリスマス風味あふれる美しい曲。楽譜があったので、妻が家でさっそく弾いています。
前半最後はソルのロシアの思い出。原典どおり全ての変奏を弾いているだけでなく、後期のロマンチシズム溢れる作風がよく表現され、佐藤さんたちの演奏スタイルに合った好演でした。

後半は、今回の目玉である佐藤さんが中学生から高校生のころに作曲したピアノ曲をギターデュオに編曲した作品集でした。どれも愛らしい小品で、なるほど表題のようなイメージが感じられます。まさに佐藤弘和節炸裂で、すでに作風が確立していました。今回初めてギターコンサートに一緒に行った娘は「回転木馬の悲しみ」が気に入ったようでした。
最後にもう1曲佐藤さんのディアフレンズ。以前聴いたコンサートで弾かれたことを懐かしく思い出しました。YouTubeに当日の映像が上がっていましたので、追記しておきます。

アンコールは季節柄のクリスマスキャロルでしたが、さすが佐藤さん一味違う自編の「きよしこの夜」でした。響きがかっこいい!ので早速購入しました。こちらもYouTubeの映像を追記しました。

佐藤さんの音は相変わらずふくよかな美しさで、相変わらずMCも楽しく2年半ぶりというブランクを感じさせない素晴らしいコンサートでした。

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2015.12.08

第58回東京国際ギターコンクール

第58回東京国際ギターコンクール本選を観戦しました。

最近は海外から未知の強豪が重量級のプログラムを引っさげて来襲するので、大型のジョイントリサイタルを聞く感覚でも楽しめました。以下感想です。

優勝者ザビエルさんは、最初の1音からふくよかな響きで、それに続く丁寧なポリフォニックな表現とともに次元の違いを感じました。ボグダノビッチなんかメインに持ってくるところは新しく、複雑なこの曲を鮮やかに弾ききり、私自身も一番気に入りました。古典がおまけ的でスカルラッティの中でも特にギターに不向きな曲をあえて選んだのがマイナスにならないかと気を揉みましたが、堂々の1位になりました。

2位のダミアンさんは、8弦でバッハを豊かに弾き、レゴンディのビルトゥジティあふれる曲も鮮やか。ただ、バッハの最初の音が変な気がしたのとアーティキュレーションが不統一に感じられ、課題曲で弾き直しがあり、レゴンディも曲自体はあまり面白くなく、順位ほどの好印象はありませんでした。この方の聴き方をご教示いただけると嬉しいなあ。

3位は我らが小暮さん。バッハの装飾やフレージング、ワルツの諧謔的表現など、フランス留学の成果が大いに発揮された一番目頭が熱くなる演奏で、私の印象は2位の人より上でした。コンサートなら気にならないレベルですが、フォルテの音が割れることがあるのがコンクールだと減点だったのか。でも、この高いレベルの年で3位に入ったことは立派だと思います。

4位の山田さんは始めて聴きましたが、予想以上にしっかりした演奏で好印象を持ちました。テクニックは十分だと思うので、演奏にいろいろなニュアンスが出ると、さらに上位が狙えると思います。

5位のダビデさんは、両手の柔軟さが発揮するテクニックで演奏は完璧で、音色変化にやや乏しいかなと思ったところロドリーゴで払拭されました。2位か評価によっては優勝かもと思っていたところがこの順位。プログラムもコンクールのレギュレーションを意識したバランスの良いものでしたが、これが災いして、バッハで変な装飾があるなど、各時代の様式かうまく出せていなかったということなんでしょうか。とはいえ、スペイン物も迫力ありいい感じだったんだけどなあ。

6位のキャメロンさんは、うまいんだけど選曲から失敗してるし演奏も地味だと思いました。昨年度の方が印象がよかった。この順位は妥当かな。

ということで、私の順位は審査員採点表の柴田健さんに近いです。ちなみに審査をされた福田進一さんはこんなツイートをされています。



いろいろな評価があるんだなあと思い、少し複雑な気持ちで会場を後にしました。

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2015.12.06

アンダンテ土曜ゼミ2015.12

久しぶりにギターショップ アンダンテのアマチュア向け発表会、土曜ゼミに参加しました。

今回はまず二重奏で4曲。クレンジャンスのバカンスのためにからRefletsとSur un air de Zenamonを弾きました。
私が1小節落ちたり、半音ずれたりしている(^_^;)ので、このブログ用の出場記念限定公開にします。

続いて、アサドのFarewell。夏の庭という映画音楽のために作られた曲です。
これは惜しかった!一番盛り上がるところで痛恨のエラー。でも、そのあと取り戻そうと必死に弾いた結果が出てるとは思うので、公開しちゃいました。

二重奏の最後は、ペルナンブコの鐘の響き。
有名な独奏曲に合わせて、Marcos Viniciusという方がセカンドパートをつけた版です。アレンジのおかげでショーロバンドっぽい雰囲気が出て、まずますの出来でしたので公開しました。

この後、妻が独奏を弾きました。
1曲目はGuitar dream No.17に載っていた佐藤弘和さんの幼き日の思い出とバーデン・パウエルの名もないワルツです。別チャネルで公開してます。

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