ダコタ・デイヴ・ハル来日ツアー
幡ヶ谷の36°5というライブハウスで、 ダコタ・デイヴ・ハルさん、浜田 隆史さん、伊藤 賢一さんが共演したライブに伺いました。
ダコタさんの演奏でまず感じたのは、音楽が太いこと。少し注意して聴いていると、これはアメリカのアコースティックギタリストらしい重みのあるタッチだけでなく、内声がしっかり聴こえているためではないかと思いました。メロディに耳が行ってしまいやすい日本人に対して、西洋人の和声感覚によるものなのかもしれません。見習いたいと思います。
共演の伊藤さんを聴くのは2回ですが、叙情的なオリジナル曲を弾かれたかと思えば、ブルースセッションも難なくこなし、オカロランの編曲まで多彩さを見せて頂きました。
そして浜田さんは、コミカルな歌ものやリズミカルながらも思いが感じられるオリジナルのラグタイムから、さりげなくバカテクなジョプリンのパイナップルラグまで聴かせて頂きました。また、最近発売され気になっていたビートルズカバーのオムニバスアルバムWhile Solo Guitar Beatly Weeps (ホワイルソロギタービートリーウィープス)からのOctopus's Gardenも良かったので、即購入し、いろいろなスタイルの演奏を楽しんでいます。
お店も駅から近くて雰囲気が良く(これ意外と重要)、音楽の幅、厚さと出演者の人柄も合わせて良いライブを見させていただきました。
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