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2013.01.27

クァルテット・エクセルシオ&大萩康司

トリトン・アーツ・ネットワークが主催する「クァルテット・ウィークエンド」というシリーズで、大萩康司さんがクァルテット・エクセルシオと共演した「~Quartet+(プラス)~」に行きました。

お目当てのギター五重奏は、まず、ボッケリーニの一番ポピュラーなギター五重奏曲。第3楽章はちょっと弾いたことがあるので興味深く聴きました。1、2楽章の古典の雅な響から、打って変わってスパニッシュな第3楽章の対比がいい。さすがプロ快速なテンポ!チェロの弓を指板に当てるカスタネットを模したパーカッシブな奏法が効果的だなと思っていたところ、本物のカスタネット登場!ポケットから取り出したときの喜々とした表情が最高でした。この曲はチェロが主役の曲なんだなと思いました。
次は、なかなか聴く機会がない三善晃の「黒の星座」。大萩さんのお話のとおり、動と静の対比と深遠な響きが美しく、偶然会った友人がいっていたとおり、黒澤映画のような世界が展開されました。
最後はグラナドスのスペイン舞曲集よりビリャネスカ、アンダルーサ、ホタでした。ギターでも耳なじみのある曲を弦楽の豊かな響きとともにリラックスして聴くことができました。
また、大萩さんがMCで、いつも一人で弾くことが多いギタリストとしては、こういう他の楽器とのアンサンブルが楽しいと言っていた感覚は、最近、弦楽アンサンブルと合わせてもらっている私としても大いに共感しました。
初稿で書き忘れたアンコールを追記しておきます。アンコールはレクオーナの「ルクミ族の踊り」でしたが、演奏が始まってすぐに、バルエコがよくアンコールで弾いていた「アフロ・キューバン・ダンス」だと気づきました。この南国のゆったりとした雰囲気あふれる曲が大好きで、コンサートの終わりに聴く曲として最高だったと思います。

使用ギターは桜井さんのレイズドフィンガーボードのもので、桜井ギターらしい透き通った高音がよく届いていたものの、ギター弾きの私としてはもっとギターが前面に出て一般の音楽ファンにも届いて欲しという考えもよぎりました。だた、コンサートとしては楽しく聴くことができたのも確かで、アンサンブルとしては、これが本来のバランスだったんだろうと思います。
土曜日の午後の早い時間というのも行きやすくてよかったし、大萩さんのMCを交えた進行は人となりが伝わって、コンサートをより楽しく演出していたように思いました。

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