4/1クラシックギターコンサートを楽しむ会
以前からご案内頂いていながら、なかなか参加できなかったクラシックギターコンサートを楽しむ会に行ってきました。
今回は、私が知っている中で一番上手なアマチュア岡野雅一さんと本場アルゼンチン仕込みの南米レパートリーを一度聴いてみたかったレオナルド・ブラーボさんが出演となれば、行くしかありません。
岡野さんのプログラムは、グラナドスのゴヤのマハ、バッハ998、ボンセの南のソナチネなどプロのリサイタルレベルで、しかもこれらを、アマチュアのそれをはるかに越えた安定感と幅のある表現、ビブラートがしっかりかかった太く美しい音で演奏されました。
ブラーボさんは、カルロス・アギーレの風景組曲、ピアソラのブエノスアイレスの冬と春、キケ・シネシの澄みきった空と、全て南米物です。切れの良いリズムと歌心にあふれていて、一杯飲みたくなるようなご機嫌な演奏。 特にアギーレの曲が気に入ったので、終演後に出版されているかうかがってみたのですが、出ていないとのこと。アギーレは近く来日するので、打診してはいかがでしょうか?>出版関係者
アンコールは、二重奏でソルのランクラージュマン。ここまで快速で美しい演奏は聴いたことがありません。プロとここまで互することが、できる岡野さんに驚きました。
ということで、会の名前どおり、クラシックギターを堪能した午後でした。
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