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2011.01.17

もうすぐパヴェル・シュタイドル

Photoパヴェル・シュタイドルの3/6のオペラシティでの東京公演が近づいてきました。

この人が優勝したパリ国際ギターコンクールが無くなって久しいため若い人にはなじみがないかもしれませんが、当時は世界で一番権威のあるコンクールで、優勝者にはハズレが無いため、優勝したギタリストが来日したら必ず見に行っていました。
以前の来日でも、緩急・アーティキュレーションの自在な表現で、高度な内容を聴きやすく表現してくれる人だと感じていますが、今回3年ぶりの来日で、古典の曲やテデスコのボッケリーニ賛などビルトージティ溢れるプログラムで、シュタイドルの表現カが発揮されるでしょうし、音響のよいオペラシティでの演奏会なので楽しみにしています。
しかも、お休みの方も多いであろう日曜日の午後という時間設定もよいので、日頃お会いできない方に会えるとよいなあと思っています。

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2011.01.15

菅原潤メモリアルコンサート

Sugawaramemorial私のギターの恩人である故・菅原潤さんのメモリアルコンサートに行きました。

菅原さんゆかりの皆さんの演奏を懐かしい思いで聴きました。特に心に響いたのは、尾尻雅弘さんが弾かれた菅原さんの遺品であるコストの7弦ギター。後で思い出しましたが、私が菅原さんに最後に会ったオフで弾かれていたギターでした。キングギドラを別格にすると、一番のお気に入りのギターだったのでしょう。
藤井敬吾さんの羽衣伝説も、迫力の演奏で迫ってくる名演でした。ただし、私にはそれだけでなく、菅原さんに誘われて何度か行った現代ギターのサマースクールをの講師コンサートを懐かしく思い出させていただき、格別の思いで聴きました。
そして、驚くべきは山下和仁さんの出演でした。ソルのエチュード2曲でしたが、ギターを自在に動かしながら、音量・音色・緩急を変化させる、恐ろしいぐらい集中力の高い演奏です。最前列で聴いたせいかもしれませんが、山下さんの「音楽」は140席の小ホールのキャパシティを振り切ってしまっていて、何かとてつもなく大きなものが充満してホールから溢れ出している感覚。観客は物音一つ立てず、正に「息をするのも忘れて」聴いていました。
終演後は、リリースしたばかりの山下さんのソル集のCDを購入して、20数年ぶり3回目のサインをもらっちゃいました(^_^;)。さらに、打ち上げにおじゃまして、ここでもサマースクールの時のようなプロの方との懇談で、楽しい時間を過ごさせていただきました。
菅原さんに誘われて、コンサートに行ったり、そのまま打ち上げに行っちゃったり、サマースクールに行ったりしながらプロの方との知己を得て、業界に入り込むようにギターを楽しんでいた時期について、妻が「夢のような時間だった」と言っていましたが、この夜、天国の菅原さんがその「夢のような時間」をもう一度プレゼントしてくれたように思います。

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3人のラグタイマー

新橋のレッドペッパーというライブハウスで「3人のラグタイマー」と題したライブを聴きました。

このうちの1人の三木雄生木さんがクラスタのフリーコンサートで隣に座っていたことで、ライブのご案内をいただいたところ、他の2人がオムニバスアルバム「アコースティック・ブレス」への参加がきっかけで知りあい、昨年の鬼塚さんのー時帰国時で共演してもらった浜田隆史さんと北村昌陽さんだったという、奇跡のような縁で駆けつけた次第。

トップバッターの三木さんはギタースクールの先生だけあって、かなりのテクニシャン。クラシックギタリストでもここまでコピーしないであろうというレべルで、ピアノのクラシックラグタイムを自編であざやかに聴かせてくれました。
2番手の北村さんはリズムの切れが抜群で、しかもソウルあふれる演奏。聴いていてウキウキしてきます。昨年のアコースティックミュージックフェスティバルからさらにパワーアップしていて、浜田さんの言う「誰よりも楽しそうにギターを弾く」スタイルが心に響きました。
そして御大、浜田さん。この方も迫力とエンターテイメントのワン・アンド・オンリ一の演奏を聴かせてくれます。変則チューニングを駆使しながら、クラシックラグのスタイルである転調も弾きこなす抜群のテクニックが素晴らしい。業界人に密かなファンを持つ名曲「PAブルース」も楽しませていただきました。(Mさんお誘いしなくてすみませんでした。)

いずれも、クラシックギタリストがややもすると置き去りにしがちな「聴かせる」演奏で、もっと多くの「ギタリスト」聴いてもらいたいと思ったコンサートでした。

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