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2010.02.11

山下和仁 ギター・リサイタル

286599img12/10に東京では久々の山下和仁コンサートを聴きました。前回の東京が2006年だったので、4年ぶりになるんですね。
特に良かったのは、まず、オープ二ングのバッハ無伴奏チェロ組曲第1番。最近聴かれるバロック音楽のスタイルを追求するタイプとは違ったどちらかというと古い演奏スタイルに感じましたが、フォルテからピアノまではっきり聞こえる美しく太い音と、まるでオルガンのような音色の変化を駆使した山下ならではの音楽は圧倒的な説得力を持って迫ってきます。
後半に弾かれたドヴォルザークの「新世界より」からの第2楽章も、高度なテク二ックでギターをオーケストラのように響かせるスケールの大きな演奏でした。ー連のオーケストラ曲の編曲を、ちょうどギターを始めた頃にリアルタイムで聴いて衝撃を受けた世代としては、2楽章だけながらこうして実演を聴くと、ー気にあの頃の感覚に戻っていく感じがします。最近のプログラムの傾向から、もう聴くことはできないだろうと思っていましたので、格別な感慨がありました。ここまで来たら「展覧会の絵」を是非再演して欲しいなあ。来年同じ場所で予定されているコンサートに期待しちゃいます。
藤家さんや娘さんの作品は私の経験不足のせいかあまり好きにはなれない曲でしたが、それでも「山下の音」が楽しませてくれました。
アンコール3曲のうち2曲目がソルのエチュードは、昨年末に亡くなったS氏への追悼のように感じました。まさに天国に届くような美しい音をゆったりと聴かせてくれました。

終演後はコンサートで会った友人と四谷で飲みました。
ちょっと高かったけど、比内地鳥の焼き鳥がおいしかった。

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コメント

山下が展覧会の絵を弾いたのは1981年だったのですね。私は題名のない音楽会で初めて見て度肝を抜かれましたことを,今でもありありと思いだします。

投稿: はがにゃん | 2010.02.11 23:20

おお、山下和仁ですか。最後に聴いたのはいつだったか。。。
超絶技巧はあいかわらずのようですね。
何せ私も展覧会世代で(最初に聴いた生ギターリサイタルが山下さんの展覧会の絵の最初の全国ツアー)やはり山下さんというと、その世界を期待してしまいます。

ご結婚されてから、ことにお子さんが成長されてからはご家族での演奏も多いようですね。
そういえば、藤家渓子さんのエッセイ「小鳥の歌のように、捉えがたいヴォカリーズ」をちょっと前に読みました。その中に演奏や作品のことなどもたくさん出てきていました。

久しぶりに聴いてみたいかも。

投稿: おでおん | 2010.02.18 13:23

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