伊勢廣(焼鳥)
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アルパによるギター名曲集。打倒村治佳織とも読める「カヴァティナ」という表題もギターに対する挑戦状と言えなくもありません。アルパという楽器が持っている音域を生かしたの豊かな響きを聴くことができます。やはり押さえなくて音が出せるためか、表現の余裕を感じます。
しかし、素直で伸びのある響きではありますが、ギターであれば聞こえる音の持つ色気は感じられないようにも思われました。この色気は、押さえて弾くことで生じているもののようで、ギターを弾くものとしてはかろうじて安心する部分でありました。それだけ、ギターという楽器の存在意義を考えさせられる良いアルバムであります。
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Acoustic Guitar Magazineが「拡散するマイケル・ヘッジスの魂」という記事で、マイケル・ヘッジスのフォロワーの特集をやっていました。
ギタリストのインデックスとして良さそうなので買ってみたところ、多くの興味深いギタリストが出てきているのを知りましたが、その中でベーシストながらマイケル・マンリングが紹介されていました。1984年のマイケル・ヘッジスの初来日に帯同して競演していた彼をヤマハホールで見て、アコースティンクギターと良くマッチするフレットレスベースの音と強靭なテクニックに感動したのを覚えています。
YouTubeで探してみたら、プライベート・コンサートのかぶりつき映像がアップされていたので、再生リストにしてみました。特に演奏中にチューニングを変えられるHyperbassを駆使した"The Enormous Room"が素晴らしいです。だいぶ老けたようにも見えますが、テクニックは健在でうれしい限りです。
彼はインタビューで「マイケル・ヘッジスになりたかった」というような話をしていたと記憶していますが、あらゆるヘッジス・フォロワーの中でも、その長い共演歴も含めて、一番ヘッジスの魂を受け継いでいる人なのかもしれません。
<追記>
32年ぶりにライブで見たので、持っているCDのリンクも付けました。
このCDは彼がベースソロをとことん追求したもの。
おすすめのエノーマス・ルーム収録アルバムはこちら。
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