2017.07.18

納涼アンサンブルコンサート2017

一昨年に続いて、学校の先輩誘いで参加していた弦楽アンサンブルが出演する調布たづくりのくすのきホールで行われた演奏会で一緒に弾かせていただきました。

今回はまずブローウェル編のイエスタデイからです。ちょっと不安定なところはありますが、こちらは無難に終わりました。

もう一つは大曲。ハイドンの2台のリラオルガニザータのための協奏曲を石月一匡さんがギター用に編曲した版を演奏しました。
月1回弱の練習でしたので不十分なところも多々ありますが、ハイドンの「ギター協奏曲」は実演記録として意味もあるかと思い、動画公開します。途中大きな事故(秘密)はさすがにカットしました。また、第3楽章は冗長さが感じられたので、何か所かカットして演奏しています。

柄にもない協奏曲でカデンツァに入ったら「うわー、今俺一人ぼっちじゃん」と考えてしまい、だいぶ舞い上がった演奏になってしまいました。
ちゃんとしたホールで弾く機会はなかなかないので頑張って参加しましたが、その恐ろしさも体験することになりました。こういうホールでいい演奏をするプロの人って凄いなあと改めて思います。

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2017.06.24

岩川光ケーナ・リサイタル「J.S.バッハ」

ケーナの岩川光さんがオールバッハの演奏会をやるということで、挑戦者の到達点を目撃すべく、うかがいました。

おそらくはその単純な構造ゆえ複雑な構造を持つ楽曲を演奏することは高い技術レベルを要求されるのでしょうが、それを感じさせないどころか、トラベルソのような柔らかい響きから、鋭く突き刺さるような響きまで自在に繰り出されます。しかも、バッハの無伴奏曲として求められるポリフォニックな表現、装飾、バリエーションなどバロック音楽としても一級品でこの楽器のためのオリジナル曲のように感じられるまで昇華していました。ゆえに、演目は、前半がBWV1008,BWV1009、後半がBWV1013,BWV1007と、作品番号だけで記述しておきます。
木管楽器は近江楽堂という空間とも相性が良く、終始続く高い緊張感とともにすべての要素において良いコンサートでした。

BWV008のプレリュードの映像が公開されていました。素晴らしい。

購入したCDは、ホールでの演奏を思い出させてくれますが、いい意味で少し落ち着いた雰囲気で、これはこれで楽しめます。バロック音楽、バッハがお好きな方は入手されることをお勧めします。

こちらでチェロ1のプレリュードが試聴できます。

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2017.06.22

ファビオ・ザノン クラシックギターリサイタル

前日まで迷っていましたが、主催の樋浦さんのおすすめメッセージに押されて、ファビオ・ザノンのコンサートに行ってきました。

この人はとにかく自在にコントロールされた音色と音圧がすごい。正に「現代のセゴビア」ですが、セゴビアと違うのが南米出身ならではのリズムが素晴らしいことでしょう。この2つの美点は、もっとも現代的な演目であったノクターナルにも表れていました。難解な変奏部分では、しっかりしたリズムの上で自在な音色変化によってドラマチックに表現し、ややもすると退屈なパートを聴かせ切り、最後のダウランドの主題では、美しい弱音で弾くことで戦争の後の平穏のように響かせていました。私が今まで聴いたこの曲の演奏の中で、最高のものだったと思います。
また、そのあとのブラジルレパートリーもテクニックと音色、そしてキレの良いリズムで楽しく聴かせてくれました。ペレイラなんかは大好きなので、もう2、3曲聴きたかったな。

こうやって振り返ってみて、個人的な好みでプラグラムに関する要望を言えば、前半にロマン派のビルトゥオージティあふれるギター曲とノクターナル、後半はブラジル曲特集にすれば、芸風の良い所をさらに引き出すことができて、もっと楽しめたのではないかとも思いました。

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